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おはようこんにちはこんばんは!本のこと、アートなこと、旅のこと、サイエンスなことなどがエントロピー増大気味に散らばっている部屋へようこそ。*Chubbの別館ブログは「たびねこ」の下に案内があります。
いろんな「花咲けmee!」が出たり入ったりします♪
 
伊藤 若冲・高橋 由一@金毘羅宮・平成の大遷座祭
今年、金毘羅さんにとっては特別な年です。
ちょうど2004年9月19日(わたしが金毘羅さんに参拝した日です)は
33年に一度の式年のみまつり「平成の大遷座祭」が斉行されました。

このお祭りに合わせて、「平成の大遷座祭斎行記念 - 金刀比羅宮のすべて -」と題する
展覧会が行われています(2004年9月17日(金)~12月12日(日)[会期中無休])。
この展覧会で拝観できるのは、
1.奥書院 2.表書院 3.社務所別館内ギャラリー 4.宝物館 5.収蔵庫 6.学芸参考館
となっています。
このうち、2と4~6については、普段でも拝観できるものです。
何といっても今回のお目当て(というより金毘羅さん参りの次?の目的)は
若冲の障壁画と高橋由一の鮭を観ることでした。
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伊藤 若冲は江戸時代、京都は錦小路の青物問屋から画家に転身した人です。
その画材一つ一つの精緻な写実が素晴らしいのはもちろん、全体として眺めたときの壮観さ
は、命をもったものがざわりとこちらに向かってくるような気がします。
それを、何だか気味が悪いと表現した友だちもいます。
今年、125年ぶりに公開されるのは、奥書院の「花丸図」です。
この花丸図、奥の奥に展示されていますし、
保存上の理由で照明もそれほどされていないので、よく見えない・・・と残念に思っていたら、
次の次の部屋で一部分(というより、わたしたちが覗き込む廊下側から取り外した襖絵)を
30cmくらいの至近距離で拝観できるようになっていました。
なんとその襖絵には、真っ赤なハイビスカスも描かれていました。
大体100種類、201点の花が描かれているそうで、一番多いのは牡丹ということです。
その襖絵の横には、狩野永徳筆とされる屏風も・・・!
杉木立が勢いのある筆遣いで描かれていました。
う~ん、年代を感じましたね。もう少し修復したほうが・・・というのは下世話でしょうか。
「花丸図」の隣の部屋では、岸 岱の「群蝶図」。 こちらも非常に精密に描かれていました。
百花のとなりに蝶の群れとは・・・

高橋 由一の「鮭」は美術の教科書に、写生のお手本として必ずといっていいほど載っている
縄で結わえた新巻鮭です。
こちらは東京藝術大学に収蔵されているものですが、今回特別にこちらで展示されます。
由一は、奥書院も公開された1879年の琴平山展覧会に作品を出品し、その後も
金刀比羅宮に作品を奉納したので、こちらは由一画を日本で最も多く所蔵しているそうです。
由一の描いた、明治時代の象頭山(金刀比羅宮がお祭りされている山のこと、
遠くから見ると象の頭のよう)と周囲の様子が現在とは全く違うのに驚きました。
そして「花魁図」。日本画を油彩に持ち込み、明治の洋画黎明期を思わせます。
でもやはり、高橋 由一といえば、その写生。静物画がずば抜けているのは言わずもがな。
高橋 由一の「鮭」については、「美の巨人たち」HPのコチラのページが詳しいです。

* 金刀比羅宮の「平成の大遷座祭」の専用HP → コチラ
* 伊藤 若冲についての情報は、コチラが詳しいです。



a0033234_21481299.jpg2の「表書院」では円山 応挙の障壁画が90面などが拝観できます。
中でも注目は応挙の「遊虎図」でしょう。
大小の白虎や豹が水を呑んだり、
遠くを見ようと伸び上がったりしている様子は、
まるで猫のよう。
それもそのはず、当時は虎を猫を見ながら
描いたというのですから・・・!
普段はガラス越しにしか見られない作品を、
今年の展覧会中は、室内に入り間近で見られるというのも嬉しいです。
a0033234_2281874.jpg4の「宝物館」でお目当ては2Fに展示してある
重要文化財の「なよ竹物語」でしょうか。
まずこの宝物館の建物自体が
とても趣があります。
他には、富岡 鉄斎や池 大雅の掛け軸
などがありました。
5の「金毘羅庶民信仰資料収蔵庫」は、4のお隣。
金毘羅さんの古地図が数多くあります。昔の参拝は困難であったため、
このような地図も持てはやされたようです。
そして幕末の絵師・冷泉 為恭の模写力と、ダイナミックな構図の「龍図」を見ます。
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6の「学芸参考館」は
裏参道を上がった先にありました。
ここにはなんと、「人魚のミイラ」があります!
安政五年と書いてありましたから、
当時の社会状況を見た気がしました。。。


そしてここのコレクションはとても庶民的です(笑)。
ニワトリの玩具ばかり続くと思えば、
鉱石、陶器、書、旧い時計・・・などなど、ありとあらゆるコレクションが続くのが
おもしろい人にはおもしろいと思います。
わたしは、6館共通券を購入したので、観に行きました。
何しろ、「人魚のミイラ」を見てみたかったですから!(←ミーハーです;)

オマケはもちろん、「人魚のミイラ」ではなく・・・
「社務所別館内ギャラリー」の入り口にあった若冲のポスターです。
奥書院に入ったような気分になれます、ということで。
奥には、高橋 由一の「鮭」が見えます。
(な~んだ、と思った方にはスミマセン;)
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by chubb | 2004-09-23 21:47 | 芸術の周辺*art
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