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おはようこんにちはこんばんは!本のこと、アートなこと、旅のこと、サイエンスなことなどがエントロピー増大気味に散らばっている部屋へようこそ。*Chubbの別館ブログは「たびねこ」の下に案内があります。
いろんな「花咲けmee!」が出たり入ったりします♪
 
泉は彫刻なのでせうか?【マルセル・デュシャンと20世紀美術展】
Yahoo!ニュース:ピカソの名作、便器の彫刻に負ける(04/12/02)
ピカソを負かして見事1位に輝いたのは、マルセル・デュシャンが、1917年に芸術界に衝撃を与えた便器の彫刻「泉」だった。
ふむ、あれは彫刻じゃないと思いますねぇ。
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コレのことでしょ?・・・だって、レディ・メイドのおトイレですもの(笑)。

先月、中之島の大阪国立国際美術館へ「マルセル・デュシャンと20世紀美術展」を
観に行ってきました。行く途中にこんなものを見つけたりしながら・・・
そうそう、あの不思議なカタチをした美術館の内部も観てきましたよ。
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ギャラリー同士は吹き抜けになっていて、元々、万博公園内の旧・大阪国立国際美術館に
あったというミロの作品が壁にかかっていたり(というか組み込まれていたり)、
影のだまし絵の作品(有名な方の作品なんですが・・・お名前を失念;)があったりと
遊び心があります。床のタイルがキラキラと照明を反射します。
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そしてAQUAというレストランに、子ども用のプレイルームや情報コーナーもあります。
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展覧会を観終わると、地上は夜になっていました。
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* 「マルセル・デュシャンと20世紀美術」の詳しいことは → ストリート・アートナビ
* 大阪国立国際美術館 → コチラ!




ぐ~んと地下3階まで降りていって、細い通路をクッと曲がると、出迎えてくれたのは
大きなカラス。「ん?」 しかもこの美術館の所蔵でなくて、わざわざ出向いてきたようです。
反対側には帽子掛けにビンがたくさん突き刺さっている作品。「・・・シャンデリア?」
これらの作品が予習であり、デュシャンへのオマージュであったということが分かったのは、
その後のことでした。

会場へ入っていくと、「階段を下りる裸体No.2」。
・・・別に対象が動いているところをキュビズム的に描いてもかまわないんじゃないのかしら。
キュビズムは画家が対象のあちこちを描いて構成するものだと、
どうして決め付けて、拒否されたのか、よく分かりません。
もしかすると、それは今だからこそ言えるのかもですね・・・

そして、あのおヒゲを生やさせられたモナ・リザ嬢=「L.H.O.O.Q」氏。
周りにフランス語でいろいろ書いてあるのに目を凝らして、
「あぁ、こんなときにフランス語が読めれば・・・」と、一時的に反省。
こういうのはすぐ忘れてしまいます(笑)。

そんなことを考えながら、お目当ての一つに近付いていきました。
彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも(東京ヴァージョン)」。
そりゃ、フィラデルフィアの、ひびが入ってしまったものが最も有名なのですが、
それでもデュシャンがつくった設計図からレプリカが作られてしまうというのも、
そしてそれが日本にあるということも、おもしろいと思っていたので。
・・・やっぱりヘンテコでおもしろいなぁ。
どうして、こういうものを設計しちゃうんでしょうか?

レディ・メイド作品群に近付いてきて「」があったり、
自転車の車輪がぼーっと立っていたり、それを鑑賞されている方がハッと上を見上げると
足の一本だけに、透明な糸が結び付けられた丸椅子が吊ってあったり・・・(危ないっ!)
そして他のお目当ては「遺作」。観た人は「エッ?」という顔をしながら小部屋から出てきます。
そしてこの展覧会で初めて知ったのは、「泉」はリチャード・マット氏なる、
デュシャンの仮名ですが、それ以外にもう一つ、女性名の仮名があったということ!
しかもその女性になりきって、写真まで撮影していたりするんですよ。

その後はデュシャンに影響をうけた芸術家たちの作品がつづきます。
レディ・メイドを発展させたり(金ぴかになった「泉」・・・折れたる腕の別ヴァージョン・・・?)、
さらに日本で応用されたり・・・。最初は反骨精神あふれる作品やオマージュが多かったのが
現在では、森村泰昌氏のなりきり写真や、自転車の車輪に小さなテレビがくっついて
グルグル平和そうに回っている作品とか、デュシャンのモチーフで自由に遊んでいます。
森村氏の作品を観たとき、やっぱり!と思いました(笑)。
デュシャンも仮装して撮った写真があるのなら、きっとこの展覧会に
森村氏のものもあるんじゃないか、とふと思ったので・・・。
おもしろかったのは(カタログを買わなかったのでタイトルを忘れましたが)、
デュシャンの窓が虫眼鏡サイズで5,6個並んでいて、それらを備え付けのルーペを通して
見てみると、取っ手が浮き出たり無くなったり。
それから、日本へデュシャンを紹介したのは詩人の瀧口修造氏だったんですね!
「みづゑ」の初めのころがあんな美術雑誌だったというのも、初めて知りました。

・・・さて、会場へ入る直前にあった2つの作品ですが、
大きなカラスはデュシャンの代表作「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも
の別名「大ガラス」からきているんですよね。
そしてもう一つは会場にあったデュシャンの作品の中に、そっくりの帽子掛けがありました。
ただ、ガラスビンは無かったのですが。
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by chubb | 2004-12-03 22:22 | 芸術の周辺*art
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