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おはようこんにちはこんばんは!本のこと、アートなこと、旅のこと、サイエンスなことなどがエントロピー増大気味に散らばっている部屋へようこそ。*Chubbの別館ブログは「たびねこ」の下に案内があります。
いろんな「花咲けmee!」が出たり入ったりします♪
 
京都国立博物館 特別陳列 「伊藤若冲・仏像と写真」
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2月末に京都七条の京都国立博物館
行ってきました。
3/27(日)まで、こちらの平常展示室にて
特別陳列「伊藤若冲」と「仏像と写真」が
展示されています。
ちなみにこの平常展示室、第2・第4土曜日と
敬老の日は無料で入ることができます。
つまり来週の土曜、かなり混むのではないかと
思います・・・
(館長の狩野 博幸氏による講演会も開かれます!)
京阪七条駅下車 → → → 京都国立博物館
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煉瓦壁も重要文化財。
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博物館の前の庭にはロダンの「考える人」が鎮座しています。
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京都国立博物館と道を挟んで三十三間堂があります。
わらじや」さんは鰻雑炊(うぞうすい)で有名なお店だそうです。
残念ながら入ったことはまだありません。
* 京都国立博物館



2000年に「没後200年 若冲」と題する特別展が開かれたのが、こちらの博物館です。
この博物館が所蔵する若冲の作品は比較的多いと思います。
とくにこちらのページをご覧になれば、「没後200年 若冲」がいかにすごかったか分かります。
* 京都国立博物館:特別展覧会 没後200年 若冲 陳列替予定表
この展覧会のカタログは古本でも非常に人気です・・・
従来からの館蔵品は、京都国立博物館の収蔵品カタログで検索できます(一部は画像あり)。
目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』
狩野 博幸 / 小学館
ISBN : 4096070076
この本の著者、京都国立博物館の館長をされている方です。
今回の特別陳列「伊藤若冲」に添えられたコメントも、愛情にあふれていて、ほのぼのしました。
「・・・。おもしろい。」とか、「・・・楽しんだのであろう。」とか。
この館長さんの講演会が、平常展示館講堂にて3/12(土)午後1:30~行われるそうです。

平常展示館はふだんの展示もおこなわれていますが、それより先に2Fへ。
若冲って、どうしてこんなにかわいいんでしょうね!
写実的かとおもいきや、「そんな・・・ありえない!」という表現も組み合わされていて・・・
だって、鶏頭(ケイトウ)の花って、真っ直ぐに伸びた茎の上にあるものでしょう?
どうしてその、茎がくるんって一回転しているの??
また、その鶏頭の花に蟷螂(かまきり)が色鮮やかなこと!

その鶏頭もニワトリ、という字が入っていますが、ニワトリたちのオンパレードも漫画みたい。
* 文化遺産オンライン:群鶏図障壁画
コロコロにふくれあがったニワトリたちが歌舞伎の顔見世みたく
イヨッ! 」「アラヨット! 」といった調子でポーズをとった瞬間を、
さささっと描かれているのが素晴らしいです。

そして果蔬涅槃図(かそうねはんず)のかわいらしいこと!
* 文化遺産オンライン:果蔬涅槃図
以前、知り合いに「これ、自分の娘」と、写真を見せていただいたことがあるのですが、
そのときにバンザイしてゴロンとおふとんに寝ている小さな娘さんの横に、
この絵のような、先が二つに割れた大根が置いてあったんですよ!!
「ジャストサイズでしょ?」って・・・あらあら(^^;;

そして何と言ってもこの京都国立博物館で有名なのは「百犬図」。
今回のポスターでも使われています。
そえられていたコメントによると、若冲の猫の絵は見つかっていない、とのこと。
うーん、猫好きのわたしとしては残念です。

拓版乗興舟画巻(たくはんじょうきょうしゅうがかん)では、
「あ、大阪のアソコや」というところをチェックしたり・・・
* 文化遺産オンライン:乗興舟
この作品は、若冲が相国寺の大典和尚と淀川下りをしたときの楽しい思い出を絵にしたものです。
たとえば、いま源八橋のかかっている「源八渡」。
* 大阪市:源八橋
* 文化遺産オンライン:乗興舟の「源八渡」と書かれた部分

それから長柄橋のかかっている「長柄」。
* 淀川河川事務所:長柄橋
* 文化遺産オンライン:乗興舟の「長柄」と書かれた部分

そして、大阪市:大阪の橋の地図をご覧になるとお分かりの通り、
若冲が川下りをしたのは、今の淀川ではなくて大川のほうです。
大川は「旧淀川」と言われるとおり、明治時代になって大々的な付け替え工事が行われ
大川・中津川・神崎川の3つの川にわかれていた旧淀川は、
守口市から海まで幅が広くて真っ直ぐの放水路(新淀川)をつくり、
今の大川・中津川・神崎川は幅の狭いままです。
* 淀川河川事務所:淀川Q&A
* AGUA:旧淀川(大川)

そして、特別陳列「仏像と写真」で、「いつかは・・・」と思っていた仏像をみられました。
西往寺蔵「宝誌和尚立像」です(うつくしい写真です↓)。
* 京都国立博物館:宝誌和尚立像(写真)
古文でこの和尚の話を読んだのですが、「和尚の顔がわれ、仏様の御顔がのぞき、
自在にお姿が変化して描けなかったのです」という部分がとても心に残っているのです。
その後、本屋さんでロラン・バルトの『表徴の帝国』の表紙に、
この仏像の写真が使われていて、よりいっそう拝見したくなりました。

表情は優しそうな柔和な御顔ながら、表面は荒削りで寄せ付けないような厳しさもあり、
またその実物と並んで展示された写真から、その緊張感があふれる様子が伝わってきて、
かなりの時間このおそばで過ごしてしまいました。

帰りに「便利堂」製の絵葉書と、特別に若冲用につくられたらしい売店で、
芸艸堂(うんそうどう)製の「玄圃瑶華(げんぽようか)」の絵葉書と
「版元売り切れ」と書かれた、小学館ウィークリーブック「日本の美をめぐるno.13-伊藤若冲」とを
お土産に買いました。
* 便利堂
* 芸艸堂
いずれも美術の分野では有名な、京都の老舗です。
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by chubb | 2005-03-05 16:05 | 芸術の周辺*art
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