シャーロック・ホームズ博物館は、19C後半のイギリスの雰囲気がたっぷり。
その様子が、この記事のトラックバックさせて頂いている、
crannさんのblog
「Sextans 好奇心のコンバス」の記事「
あなたは、なくてはならない人だ、ハドソンさん。」に載っています。
私が行った時のハドソンさんはメガネをかけた若い女性でした。
建物は一番上まで覗いて、こっそり笑って帰りましょう!
さて閉館時間ギリギリに博物館から出てベーカー・ストリート駅に戻ります。
とその時、あれ?ビートルズ・ストア?アビー・ハウス?
ABBEY HOUSEの入り口横には、ホームズの小さなブロンズ・プレートがあります(もちろん、デジカメでパチリ)。
というよりもこのABBEYって一体・・・?やっぱり、アレ?
隣の
London Beatles Storeに入ってみます
(上の写真がその入り口。写真奥に見える、同じ建物の柵がシャーロック・ホームズ博物館の入り口です)。
店番はブリティッシュ・パンクのおねえさんにハスキー・ボイスのおじさま。
ビートルズ・グッズが沢山。その中でも今探したいのが『アビー・ロード』のCDジャケ・ポストカードです。
途中で真っ白けのポストカードがあって「これって何でしょうか?」「あぁ、ホワイト・アルバムのヤツですよ」と丁寧に教えていただきます。
結局アビー・ロードのポストカード、イエロー・サブマリンのポストカード・セットを買おうとレジに持って行きました。
「あのー、ここって近いんですか?」「あ、アビー・ロードならね、ここから一駅行ったところなんだよ。St. John's Wood駅から歩いて5分、これ持って行ったらいいよ」と地図を頂きました。
やった!近くにあるんだ~!!
ホビットたちが、いや映画『ロード・オブ・ザ・リング』でホビットたちを演じた四人が、雑誌『PREMIERE 日本版』(2004年1月号)でビートルズのメンバー四人を真似て裸足で渡った横断歩道が!
(LotRファン、もっといえば
ホビッツ・ファンとしてはソコが一番嬉しいのですよ!)
因みにこのLondon Beatles Storeは、チラシによるとロンドン初でロンドン唯一のビートルズ・ショップなんだそうです。
St. John's Wood駅からの5分の間に有名人が住んでいたことを示すブルー・プラークを2つほど見かけましたが、う~ん、知らない人たち。
この日はロンドン・ヴィクトリア駅からコヴェント・ガーデンまで踏破して、おまけに途中ナショナル・ギャラリーまで行ったのですから、うぅ・・・足が痛い。
と、横断歩道が見えてきました。
中高生くらいのカップルと女の子が車のいない間をぬって懸命に写真を撮っています!(危ないぞ~(笑))
「やっぱビートルズ・ファンだよね?」とアビー・ロードのポストカードを見せると「クールッ!これ貸してくんない?」
それを持ったアメリカ人の女の子が横断歩道の真ん中に来たところで写真をパチリ。
そのうちスコットランドから来たというカップルの男の子が、ついで彼女が靴下まで脱いで裸足に。
再びアメリカ人の女の子が「クールッ!二度と来れないかもしんないもんね!」と自分も裸足になり、つられて私も裸足になって写真を撮り合います。
そのうちスペインから来た一家は電車ごっこの格好で写真を撮り・・・
日曜日とはいえ夕方の7時頃に、世界中から来たビートルズ・ファンたちが仲良く写真を撮り合うアビー・ロード。
ほのぼのとした良い思い出です。偶然に感謝!