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おはようこんにちはこんばんは!本のこと、アートなこと、旅のこと、サイエンスなことなどがエントロピー増大気味に散らばっている部屋へようこそ。*Chubbの別館ブログは「たびねこ」の下に案内があります。
いろんな「花咲けmee!」が出たり入ったりします♪
 
カテゴリ:銀の幕*screen( 25 )
 
また、泣いちゃうかな・・・【お父さんのバックドロップ】
お父さんのバックドロップ
中島 らも / 集英社
ISBN : 4087480356
スコア選択: ※※※※


故 中島 らも氏の本は読もう、読もうと思ってるうちに積ん読がどんどん
増えたままだったのですが、ひょうひょうとした書き方がけっこう好きでした。

これ、映画化されるらしいです。
* 映画「お父さんのバックドロップ」公式HP ( → コチラ!)

プロレスとか全く知らないわたしでも、ストーリーがよくって胸にじんわり来ます。
もうかなり昔に読んだ本なので、くわしく書けないのですが、
「らもさんの本、読もうかな~」と思ったときは、いつもこの本を思い浮かべています。
映画HPの「ストーリー」を読んで、「う~ん、そうやったかな・・・」と考えて、
分かりました。
これは大人から見た設定です。
原作は子供からの視点でした。その視点の狭さが最後にぐんっと広がるのがいいんです。
映画ではどちらから描かれているのでしょうか?

映画HPの「コメント」に、原作者のらもさんのお言葉が・・・
まだ観に行けるかどうか分かりませんが、観るとまた泣いちゃうかも・・・です。
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by chubb | 2004-10-02 11:01 | 銀の幕*screen
 
『天国の青い蝶』
a0033234_142757.jpg緑深い熱帯雨林に住まう、
色鮮やかな生きものたち。
人生のタイムリミットが間近の少年、
彼なしには生きられないという母親、
少年の尊敬してやまない昆虫学者。
少年の夢は、神秘に満ちた、
世界一美しい蝶、ブルー・モルフォを
自らの手で捕まえること。
その夢をかなえようとして
三人が動き始めたとき、
三人の人生を変える奇跡が・・・


・・・そんな予告編で「観に行かなくては!」と思っていた作品です。
小さな頃から虫取りに、生きもの図鑑、自然番組が大好きなわたしですから、
触覚(アンテナ)に引っ掛かったというわけですね。

お目当ての、生きものたちには存分会うことができました。
大きなカブトや、ヘンテコな声をあげる水鳥、こんな色してていいの?というカエル、などに。
そして現地の部族で大切に守られてきた、青い蝶についての伝説。

ところが・・・ストーリー展開が物足りない(少なくともわたしにとっては)
え?こんなところで終わりでいいの?と思ってしまいました・・・

観終わった後、ふらふらと本屋さんの中を歩いていて、
こちらの本を見つけました↓

天国の青い蝶
ピート・マコーマック 田渕 久美子 / ワニブックス
ISBN : 4847015614
スコア選択: ※※※※


朝の連ドラ『さくら』を手がけられた田渕 久美子さんが、映画の設定をもとにして
書かれたオリジナル小説です。
ストーリーはこちらのほうが断然、満足のいくものに仕上がっていました。

・・・というわけで、この作品についてのオススメは、
1.映画『天国の青い蝶』で、美しい熱帯雨林の映像を堪能する。
2.映画を観終われば、小説『天国の青い蝶』を読んでお口直し。
(3.オプションとして青い「ふわふわちょうちょ」(上の写真)で遊ぶ。)

* 映画『天国の青い蝶』の公式サイトは → コチラ!
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by chubb | 2004-09-23 01:43 | 銀の幕*screen
 
『ディープ・ブルー』
a0033234_022977.jpgこれはイチオシ!です。
フォントまでブルーにしちゃいます。

海に生きとし、生けるものたちの
ドキュメンタリーです。
素晴らしいカメラワークはどのシーンも
写真のよう。 それに合わせた音楽や
音響効果(今、真剣にサントラを買うことを
検討中)がドキュメンタリーなのに、
笑いや涙をさそいます。

どんなものが出てくるかは、きっと
何も言わないでおいたほうが感動すると思います。
わたしは前知識なしに、ただ「すごいよ」と教えていただいたので観に行きました。

カメラで捉えたそのままが映し出されているので、
思わず目をふさぎたくなるような残酷なシーンもあります。
でも、それが生きものたちの生きようとする姿です。

7年間の歳月と200ヶ所以上のロケが、たったの91分で見られるのです。
実は2年前、真夜中に放送されていたBBC製作の『海・青き大自然』を見ていたので、
「あ、これ見たことあるな・・・」という映像もありましたが、何度見ても素晴らしいです。

字幕スーパー版を観ましたが、ナレーションの英語の言い回しも美しかったです。
水曜に1000円で観たけれど、通常料金を払ってもいいくらいでした!
N●Kの自然番組を愛されている方々へ。
遥かに凄いものが見られます。

* 『ディープ・ブルー』のサイト → コチラ
* 『海・青き大自然』のDVDボックスが発売されているようですが、
  ライフログの検索では出てきませんでした。 残念・・・
  (ご興味のある方は、検索してみてください。
  ただ映画をネタバレなしでご覧になりたい方にはオススメできません。特にスチルが。)
* サントラ → ディープ・ブルー オリジナル・サウンドトラック
サントラ / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B00024ZB5I
スコア選択: ※※※※※
(ベルリン・フィルが演奏してるそうです!
『ガンジー』や『ユー・ガッタ・メール』の音楽を手がけたジョージ・フェントン作)

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by chubb | 2004-09-02 23:48 | 銀の幕*screen
 
『真珠の耳飾りの少女』
2000年、日蘭交流400周年を記念して、大阪・天王寺で特別展覧会が行われました。
それが『フェルメールとその時代』展です。
この展覧会は日本では大阪市立美術館でのみ行われ(オランダ・アメリカでも開催)、しかも
5点ものフェルメールの代表作が各美術館から貸し出され一堂に会するものであったため、
日本中のファンを集めたそうです。
・・・とそんなことを知ったのは、
「どうやら門外不出だった絵が来るらしい」とだけ聞いてノコノコ出かけ(ヤジウマですね;)
ブツブツ言いながら1~2時間待ち、ようやく人の波に押されつつも、
ド根性で最前列まで行って、ハハ~、コレはスゴイですね!と知らない人同士感心し合い、
ふぅっと疲れて帰ってきてから、TVの「●曜美術館」を見て、のことです。
それまで恥ずかしながらフェルメールの名前すら知りませんでした。

a0033234_1912639.jpg
その特別展で、人の波がとりわけ
盛り上がっていたのが、
「 真珠の耳飾りの少女 」でした。
一目瞭然に他と違う絵だと分かりました。
静かで地味なフェルメールの作品の中で、
最もすっきりとした画面であり、
なのに人目を引き付ける内面の
ドラマがありました。
(写真:映画のチラシ裏面とパンフ)

そのドラマをやはり静かに描き出した映画が『真珠の耳飾りの少女』です。
どこで切っても絵になるという具合で、見事な時代考証に驚きの連続でした。
・・・あの通りを歩く男性の帽子はレンブラントが好んでかぶっていたものだ!とか、
・・・フェルメールの息子が、レンブラントが描いた自分の息子の絵にソックリ!とか、
・・・あの橋がかかった運河沿いを松明が照らしていた絵が確かにあった!とか。
そして一番驚いたのがフェルメールのアトリエ。
観たとたんに息を飲みました。
一つは、フェルメールの絵によく登場する部屋の再現に驚いて。
もう一つの理由は、あまりにタイミングが良すぎて(これについては後ほど)。


流れる絵のようなシーンを横糸に、オランダのバブリーな17世紀の貧富の差、
富裕層と使用人の関係などの社会背景が縦糸となりストーリーが織り込まれていきます。
感受性が鋭い少女グリート(原作の小説ではフリート)が奉公に出る、フェルメール家。
使用人の間でかわされるフェルメール家についての会話、
フェルメール家の大人たちの思惑や子供の意地悪からくる感情のもつれ、
フェルメール家が頭の上がらないパトロンのゴシップ。
これだけの登場人物のエピソードを持たせて、
なぜ少女は真珠の耳飾をつけ、青いターバンを巻き、画家の前に立ったかが分かった瞬間、
スカーレット・ヨハンソンが、あの「真珠の耳飾りの少女」と同じに見えて身震いしました。

この映画の魅力は、映像とストーリーだけでなく、
寡黙な登場人物たちの心情を物語る音楽にもあると思いました。
a0033234_19551878.jpg
ちなみに、この映画を観た
「シネ・リーブル梅田」は、
梅田スカイビルの3Fにあるんですよ。
ね、このまえご紹介しましたでしょ?
コチラ
(写真:映画館の前のポスター。
 一番左は予告編でとても惹かれた
 「天国の青い蝶」という作品)



* hanipyon2さん(あきさん)の「心の旅」の「真珠の耳飾りの少女」にトラバいたしました。
* 『真珠の首飾りの少女』の絵画についての情報 → 美の巨人たちHP該当ページ
* 『真珠の首飾りの少女』の映画についての情報 → GAGAの専用HP
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by chubb | 2004-08-30 19:00 | 銀の幕*screen
 
『ビッグ・フィッシュ』と『ウォルター少年と、夏の休日』
英語の題名にすると、'Big Fish''Secondhand Lions'って2語ずつになるのに・・・。

『ビッグ・フィッシュ』は、イギリスにいるときに、友人に「近くの教会で上映会があるから、観に行かない?」と誘ってもらって観ました。ちょっと田舎にある小さな教会は、教壇をさえぎるような大きなスクリーンが広げられていて、パイプ椅子がずらっと並べてありました(普段から椅子はこれなのかしら?)。
英語で、しかも音の反響もまずまずだった上に、私のリスニングも大したことがないので、あまりセリフが聞き取れませんでした・・・。特に老いたエドワード役のアルバート・フィニーは、病人の役ということもあってか、低くボソボソと話すので、映像で判断するしかなくて。
帰国してから結局観に行く機会が持てていません・・・

でも映像自体がとても雄弁で、しかも「ビッグ・フィッシュ」(取り逃がした魚は大きい)という言い回しで「こんな感じ?」と当たりをつけて、さらにあちこちのBBSの書き込みとレヴューで内容を脳内補完しています(笑)。

主人公はこの物語の語り手ウィルの父エドワード。彼は自分の人生をファンタジックなおとぎ話で人々に語り、聞き手はその中にある真実を感じ取りながら彼自身を愛すべき人物として、そのおとぎ話の中で遊ぶことができます。
けれどもエドワードの息子ウィルは、父をほら吹きだとして真実のみを求めたい、真実を知らない自分はこの世界から孤立しているのではないかと、父のおとぎ話を他の聞き手のように楽しめずにいます。しかもその父の人生は刻々と終わりに近付いている・・・
終盤になっておとぎ話の真実に目を覚まされたウィルが、やっとおとぎ話の中で遊べるようになる様子と、小さな池でビッグ・フィッシュの泳ぐ姿が重なります。
おとぎ話らしい色鮮やかな映像と水のフィルターを通した淡いキラキラ感が美しいです。
それにティム・バートンらしい小道具も、ユーモアたっぷりで楽しめます。


『ウォルター少年と、夏の休日』は小倉にいたときに時間が空いたので観に行きました。
二人のアカデミー俳優(マイケル・ケインとロバート・デュヴァル)の演技も堂に入ったものですが、やっぱりハーレイ・ジョエル・オスメントくんはすごい!
ハーレイくんは有名な作品にしっかり出演しているのだけど、なぜかあまり観ていないんですよ。でも、今回のロー・ティーンからハイ・ティーンにうつる年頃、それでもってやっぱり何だか陰のある少年という役柄がぴったり、と感心。
こっそり言うと、めったに映画で泣いたりしない私も、彼の演技でちょっぴり泣きました(お隣に座っていた方が途中から泣き通しだった、ということもあるかも?)。

テキサスのへんぴな片田舎に住む変わり者の大おじさんたち二人は訳アリの大金持ちらしい。
その訳を人々は何のかんのと噂する。
さまざまな噂話も、それからウォルター自身が手がかりを掴み大おじさんにせがんだ話もファンタジック。ちょっとレトロな映画を観ているよう。
それに大おじさんたちや動物たちとの生活も現実離れしている。

『ビッグ・フィッシュ』と『ウォルター少年と、夏の休日』の二つを並べたのはどちらも、人生の物語、ひいてはそれを歩んできた人自身がかけがえのないものであることを、おとぎ話を通じて表現しているからです。
ただこの二つの違うところは、おとぎ話の中の真実が『ビッグ・フィッシュ』の語り手ウィルには隠されてしまっていると感じて自ら孤立感を作り上げてしまっていたのに対して、
ウォルターは大おじさんのおとぎ話を素直に楽しめる、信じられるということです。
加えて『ビッグ・フィッシュ』の現実は現実だけれども、『ウォルター少年と、夏の休日』の現実は現実離れしたまま、というところも、"They really lived."
そして大人になったウィルとウォルターの職業が、なるほどね~と思いました。

『ビッグ・フィッシュ』のHPはこちら
『ウォルター少年と、夏の休日』のHPはこちら
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by chubb | 2004-08-03 10:01 | 銀の幕*screen


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