イギリスのマスコット・キャラといえば、赤い軸に黒い頭のマッチ棒みたいな近衛兵(失礼!)。
ロンドンに到着したのが朝の11時もかなり回ったところで、バッキンガム宮殿の衛兵交替は佳境にさしかかっている頃かも、と前から歩いてくる各国の団体観光客を見て焦ります。
ここは物見高く行かなくちゃ・・・と、バッキンガム宮殿前は黒山の人だかり。
こんなにいるなら今同じく行われているはずの騎馬衛兵の交替を見たほうがいいかしら?という考えがよぎります。
どうやら間に合ったみたい?近衛兵の音楽隊員たちは、ぶっぶかぶっぶか演奏していました(何を演奏していたのかは不明)。
皆必死にカメラにデジカメ、ビデオを構えています。小さな子供は大人に肩車されスペイン語かイタリア語で何やら叫んでいます。
撮れるかどうか分からないものの、手を頭上に伸ばしてパシャパシャ撮ってみます(こういう時ってデジカメは便利!)。
一応撮れたことを確認していると、騎馬警官たちがヴィクトリア女王像をぐるっと回る道路で人払いをしています。
ということは近衛兵って宮殿から出てくるの・・・!?そうかもよ!と、宮殿の柵近くに行けない観光客たちが道路側で陣取り合戦を始めます。
そして12時近くに開門。ぶっぶかぶっぶか演りながら、一気に道路側の人口密度が上がった観光客たちの前を行進していきます。その次くらいに銃を担いだ近衛兵たち。
幸運なことに、まず私がいる方(宮殿に向かって左側)へ、次に逆の方へ近衛兵たちは歩いて行きました。一番最後にジープが出てきてびっくり。
彼らは一体どこまで行くのでしょう?